東京大学 教育学部 身体教育学コース 森田賢治 准教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・心身発達科学専修の身体教育学コースを想定し、森田賢治 准教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。本文は、議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味という流れで構成します。
議論の整理
森田賢治 准教授は、身体教育科学に関わる研究者です。スポーツや楽器演奏の習得における成功・失敗からの学習、動機づけ、スリルや面倒さといった感情の違いを、脳と身体における学習と情動のメカニズムとして、数理モデリング、行動・生理・脳機能イメージング実験で研究している。
共通の前提
学習は正しい反復だけでなく、成功や失敗の経験、感情、動機づけ、身体状態が結びついて進む。
議論の論点
一般には、技能習得は努力量や忍耐で説明される。しかし森田准教授の研究は、成功や失敗から何を学び、情動がどう動機づけを変えるのかを脳と身体の仕組みから捉える。
問題発見
私は、失敗経験が学習意欲を奪う生徒と、逆に挑戦を促す生徒の違いを研究したい。学校では失敗を減点として扱いがちだが、身体教育では失敗が次の行動を調整する情報になる。
原因の分析
表面的には、挑戦しない原因は本人の消極性に見える。
しかし、過去の失敗経験、周囲の評価、身体感覚、課題の難度によって、挑戦を楽しいと感じるか怖いと感じるかは変化する。
さらに根本には、学校教育が失敗を学習資源として扱わず、結果だけで生徒を評価する構造がある。
解決策・研究計画
入学後は、学習と情動のメカニズムを学び、身体活動における失敗経験の意味づけが高校生の挑戦意欲に与える影響を研究したい。
吟味
失敗を肯定するだけでは、傷つきや不安を軽視する危険がある。生理反応や感情を丁寧に捉え、安心して挑戦できる教育設計を考えたい。


