東京大学 教育学部 教育心理学コース 高橋美保 教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・教育心理学コースを想定し、高橋美保 教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
高橋美保 教授は、臨床心理学・キャリア支援に関わる研究者です。働く人のメンタルヘルス、キャリア形成、心理支援、ライフキャリアを中心に、個人が社会の中で役割を選び直し、困難に対応する過程を研究している。
共通の前提
進路やキャリアは一度決めれば終わりではなく、心理状態、家族、学校、職場、社会制度の中で何度も選び直される。
議論の論点
一般には、進路選択は本人の適性や努力で決まると考えられやすい。しかし臨床心理学の視点では、不安、環境、役割期待、支援資源がキャリア形成に大きく関わる。
問題発見
私は、高校生が進路を選ぶ際に、偏差値や就職実績だけで自己理解を狭めてしまう問題を研究したい。特に家庭や学校からの期待が強い場合、自分の関心を言葉にできないまま進路を決めてしまう。
原因の分析
表面的には、進路に迷う原因は情報不足に見える。
しかし、情報があっても、自分の価値観や不安を整理できなければ、選択は他者の期待に流される。
さらに根本には、学校の進路指導が合格可能性や職業名に偏り、人生の中で学びをどう位置づけるかを扱いきれていない問題がある。
解決策・研究計画
入学後は臨床心理学とキャリア支援を学び、高校生が自己理解と社会理解を結びつけて進路を選ぶ過程を研究したい。将来は、進路不安を抱える生徒が、短期の合否だけでなく長期の生き方から志望理由を作れる支援を行いたい。
吟味
キャリア支援は個人の適応を促すだけでは、社会側の不平等を見落とす。本人の心理支援と、学校・家庭・制度への働きかけを組み合わせる必要がある。



コメントを残す