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東京大学 教育学部 教育心理学コース 能智正博 教授 志望理由書例

東京大学 教育学部 教育心理学コース 能智正博 教授 志望理由書例

この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・教育心理学コースを想定し、能智正博 教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。

議論の整理

能智正博 教授は、臨床心理学・ナラティヴ研究に関わる研究者です。ナラティヴ、ライフストーリー、障害や慢性疾患をめぐる当事者の経験を中心に、人が困難な経験をどのように語り直し、自己理解を形成するかを研究している。

共通の前提

人の困難は症状や診断名だけで理解できず、本人が経験をどのように意味づけ、他者と共有するかを含めて考える必要がある。

議論の論点

一般には、支援は問題を取り除くこととして考えられやすい。しかしナラティヴの視点では、本人が自分の経験を語り直し、人生の中に位置づけることも支援の重要な要素である。

問題発見

私は、不登校や中退経験を持つ生徒が、その経験を失敗として固定される問題を研究したい。過去の困難が、進路選択や学び直しの物語として再構成されれば、書類選考や面接でも強みに変えられる可能性がある。

原因の分析

表面的には、困難経験を語れない原因は本人の表現力不足に見える。

しかし、周囲から否定的に評価され続けると、本人は自分の経験を語る言葉を失いやすい。

さらに根本には、教育制度が標準的な履歴から外れた経験を欠点として扱い、その意味を再構成する機会を十分に持たない問題がある。

解決策・研究計画

入学後は臨床心理学とナラティヴ研究を学び、不登校経験者が進路選択の中で自己物語を作り直す過程を研究したい。将来は、志望理由書や面接を通じて困難経験を学びの動機へ変える支援に関わりたい。

吟味

語り直しを重視しすぎると、制度上の不利益を本人の物語で解決するだけになりかねない。個人の語りと学校側の評価制度の改善を同時に考えたい。

出典・確認先

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