東京大学 教育学部 教育心理学コース 清河幸子 准教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・教育心理学コースを想定し、清河幸子 准教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
清河幸子 准教授は、教授・学習心理学・協同学習に関わる研究者です。協同問題解決、言語化、洞察、創造的思考を中心に、人が他者との相互作用や自分の考えの言語化を通じて、行き詰まりを乗り越える過程を研究している。
共通の前提
学習は一人で正解に到達する過程だけでなく、他者に説明し、視点を変え、考えを組み替える過程でもある。
議論の論点
一般には、説明できる生徒が理解していると見なされやすい。しかし協同学習の視点では、まだ不完全な考えを言葉にし、相手の反応を受けて修正する過程こそが理解を深める。
問題発見
私は、グループ学習が形式だけになり、発言の強い生徒だけが進めてしまう問題を研究したい。協同学習が本当に学びになるには、全員の思考が可視化される必要がある。
原因の分析
表面的には、発言しない生徒は意欲が低いように見える。
しかし、間違いを恐れる気持ち、役割分担の偏り、問いの難度、教師の介入によって、発言機会は大きく変わる。
さらに根本には、学校が協同学習を活動形式として導入しても、思考の変化を評価する設計が不足している問題がある。
解決策・研究計画
入学後は協同問題解決と言語化の研究を学び、発言量ではなく思考の変化を捉えるグループ学習の設計を研究したい。将来は、探究学習で沈黙している生徒の考えも生かせる授業支援に関わりたい。
吟味
協同を重視しすぎると、一人で考える時間が不足する。個人思考、言語化、協同検討を往復させる授業設計を検討したい。



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