東京大学 教育学部 教育心理学コース 一柳智紀 准教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・教育心理学コースを想定し、一柳智紀 准教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
一柳智紀 准教授は、授業研究・教育心理学に関わる研究者です。授業場面における教師と子どもの相互作用、発話、協同的な学び、探究的な授業づくりを中心に、教室で学びがどのように成立するかを実践に即して研究している。
共通の前提
授業は教材を伝える場ではなく、教師の問い、子どもの発話、友人との関係が絡み合って学びを作る場である。
議論の論点
一般には、良い授業は教師の説明が分かりやすい授業と考えられやすい。しかし授業研究では、子どもの発言や沈黙、相互作用の変化を通じて学びを捉える。
問題発見
私は、探究学習が形だけの発表活動になり、問いの深まりにつながらない問題を研究したい。生徒が自分の考えを他者と比べ、問い直す過程を授業内でどう生むかが重要である。
原因の分析
表面的には、探究が深まらない原因は生徒の調査不足に見える。
しかし、教師の問い返し、発表後の対話、資料の読み方、班内の役割が整わなければ、調査は単なる作業になる。
さらに根本には、学校が探究を成果物で評価し、問いが変化する過程を授業設計の中心に置いていない問題がある。
解決策・研究計画
入学後は授業研究と教育心理学を学び、教師の発問が生徒の問い直しと協同的思考に与える影響を研究したい。将来は、高校の探究学習を、発表ではなく思考の変化を生む授業へ改善したい。
吟味
授業の相互作用を重視すると、教師の力量に依存しやすい。研究では、具体的な発問例や振り返りの手順まで示し、再現可能な授業改善にしたい。



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