東京大学 教育学部 比較教育社会学コース 額賀美紗子 教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・比較教育社会学コースを想定し、額賀美紗子 教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
額賀美紗子 教授は、比較教育学に関わる研究者です。グローバル化が家族、学校、子どものアイデンティティや能力形成に及ぼす影響を、国際移動する子ども、在米日本人家族、在日外国人家族、ジェンダー、エスニシティ、階層、多文化教育、市民性教育から研究している。
共通の前提
子どもの学校経験は、国籍や言語だけでなく、家族の移動、ジェンダー、階層、エスニシティが交差する中で形成される。
議論の論点
一般には、多文化教育は外国籍の子どもへの日本語支援として狭く理解されやすい。しかし比較教育学の視点では、学校の日常の中でマイノリティがどのように包摂・排除されるかを問う必要がある。
問題発見
私は、外国につながる生徒が、言語支援を受けても学校文化の中で孤立し、進路選択に不利を抱える問題を研究したい。
原因の分析
表面的には、進路の不利は日本語力の不足に見える。
しかし、教師の期待、同級生との関係、家庭の教育戦略、ジェンダー役割、階層が重なり、生徒の自己理解と選択を形づくる。
さらに根本には、学校が多様性を支援対象として扱いながら、学校文化そのものを問い直す視点が弱い問題がある。
解決策・研究計画
入学後は比較教育学とエスノグラフィーを学び、外国につながる高校生の学校経験と進路形成を研究したい。将来は、多文化共生を進路支援や市民性教育と結びつける実践に関わりたい。
吟味
マイノリティ支援を強調しすぎると、生徒を固定的な属性で見てしまう危険がある。本人の語りと学校文化の双方を丁寧に分析したい。



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