東京大学 教育学部 比較教育社会学コース 仁平典宏 教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・比較教育社会学コースを想定し、仁平典宏 教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
仁平典宏 教授は、教育社会学・福祉社会学に関わる研究者です。日本型生活保障システムの新自由主義的再編、公共サービスの民営化、NPOや市民活動、活動的な市民の育成、社会保障の教育化と包摂・排除を研究している。
共通の前提
教育、福祉、公共サービスは別々の制度ではなく、人々を包摂する仕組みとして相互に関係している。
議論の論点
一般には、市民活動やNPOは公的制度を補う良い担い手として語られやすい。しかしその役割が強調されすぎると、支援を受ける人にも活動的であることが求められ、排除が生まれる可能性がある。
問題発見
私は、困難を抱える若者への支援が、主体性や自己変革を求めすぎることで、支援につながれない人をさらに孤立させる問題を研究したい。
原因の分析
表面的には、支援につながらない原因は本人が動かないことに見える。
しかし、支援制度が参加や自己表現を前提にすると、声を上げられない人ほど対象から外れやすい。
さらに根本には、社会保障が教育や人的資本投資の論理に組み替えられ、支援を受ける条件として成長や自立を過度に求める問題がある。
解決策・研究計画
入学後は教育社会学と福祉社会学を学び、若者支援における市民活動の可能性と排除のリスクを研究したい。将来は、活動できる人だけでなく、声を出せない人にも届く支援制度を考えたい。
吟味
市民活動のリスクを指摘しすぎると、現場の実践を否定することになる。制度と市民活動が補完し合う条件を明らかにしたい。



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