議論の整理
私が東京大学経済学部経営学科を志望する理由は、米山 正樹先生の研究内容に関わる財務会計、会計基準、企業情報開示、利益測定、資本市場、会計制度の役割を手がかりに、言葉、制度、資料、社会の動きを根拠に基づいて考える力を身につけたいからである。高校までの学びでは、関心のある出来事を調べることはできても、対象をどの資料で確かめ、どの概念で説明し、どの限界を認めるべきかを十分に整理できていなかった。私は志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を一つの線で結び、確認できる研究内容に沿って学びを深めたい。
問題発見
関心の出発点は、企業の決算発表を比較した際、同じ黒字でも研究開発、人材育成、将来投資の違いによって数字の意味が変わると知った経験である。そこから私が見つけた問題は、会計情報を細かな規則や数値の処理としてだけ捉えると、企業活動を社会へどう説明し、投資家や利害関係者が何を比較して判断するのかを十分に考えられないことである。身近な疑問は、感想のままでは研究にならない。資料の成立、言葉の使われ方、制度や社会との関係を分けて考えなければ、表面的な理解にとどまってしまう。だからこそ、大学では専門的な読解と分析の方法を学び、自分の問いを検証可能な形へ鍛えたい。
論証
東京大学経済学部経営学科で学ぶ意義は、個別の作品や制度を暗記するだけでなく、資料を読み、概念を比較し、歴史的背景と現在の問題意識を往復しながら考えられる点にある。米山 正樹先生について公開情報で確認できる財務会計、会計基準、企業情報開示、利益測定、資本市場、会計制度の役割は、私の関心を漠然とした興味にとどめず、研究分野に即した学修計画へ結びつける軸になる。専門語を借りるだけで終わらせず、原典、資料、先行研究を丁寧に読み、どの根拠からどこまで言えるのかを自分の言葉で説明できるようになりたい。
解決策or結論or結果
入学後は、財務会計、会計基準、企業情報開示、利益測定、資本市場の基礎を学び、無形資産や人的資本を含む企業価値をどのように信頼できる情報として伝えるかを研究したい。講義では基礎概念と研究史を確認し、演習では資料の読み方、論点の立て方、反論可能性の吟味を重視したい。これまでの私は、関心のあるテーマを広く調べる一方で、結論を支える根拠を十分に整理できていなかった。大学ではその弱点を克服し、将来は、会計情報を通じて企業の実態と将来性を読み解き、投資家、企業、社会の間で納得できる情報開示を支えられる人材を目指す。そのために、読解力、調査力、文章で論理を組み立てる力を段階的に鍛えたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由の課題は、経営学科の学びが広く、関心だけを述べると焦点が曖昧になる点である。そのため、米山 正樹先生の公式プロフィール等で確認できる研究内容を入口にし、確認できない授業名や論文名を根拠として扱わない。現時点の私は専門的な研究手法を学び始める段階にあるが、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像は一つの方向につながっている。根拠を確かめながら、東京大学経済学部経営学科で自分の問いを深めたい。
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