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北海道大学 獣医学部 共同獣医学課程 森松 正美先生 ゼミ 志望理由書

議論の整理

私は、実験動物の健康と福祉を守りながら、疾患モデルから人と動物の病気を理解する獣医学を学びたい。高校で動物実験の倫理について調べた際、実験動物は研究の道具ではなく、疾病の予防、苦痛の軽減、飼育環境の改善を必要とする生命であることを強く意識した。北海道大学獣医学部共同獣医学課程で、実験動物学教室の森松正美先生の研究内容に基づき、ゲノム科学、分子遺伝学、実験動物学を結びつけて学びたい。

問題発見

私が課題だと考えるのは、疾患モデル動物の研究成果が医学や獣医学に不可欠である一方、実験動物の福祉や飼育環境への理解が社会の中で十分に共有されていない点である。高校の探究では、実験の代替法や削減の議論を調べたが、自然発症する疾患モデルの原因遺伝子を調べる意義や、動物の疾病予防と苦痛の排除を研究の質にどう結びつけるかまでは説明できなかった。獣医師には、科学性と倫理性を同時に支える力が必要である。

論証

実験動物学教室は、マウスやラットのゲノム解析、感染症の研究、研究院で飼育される実験動物の福祉向上に取り組み、疾患モデル動物の原因を研究して医学と獣医学へ還元している。森松先生の研究キーワードには獣医生化学、分子遺伝学、実験動物学があり、研究分野として実験病理学、獣医学、実験動物学が示されている。この環境で学ぶことは、モデル動物を遺伝子、病態、飼育管理の全体から理解する基盤になる。

解決策or結論or結果

入学後は、共同獣医学課程で解剖学、生理学、生化学、遺伝学、病理学、動物福祉を基礎から学び、卒業研究では疾患モデル動物の病態解析や飼育環境が健康に与える影響を扱うテーマに取り組みたい。高校で動物実験の倫理を調べた経験を、実験計画、観察記録、データ解析、苦痛軽減の方法を具体的に考える学びへ発展させる。将来は実験動物医学や獣医病理学の分野で、動物福祉を守りながら信頼できる研究成果を支える獣医師になりたい。

解決策or結論or結果の吟味

ただし、疾患モデルから得られた知見が、そのまま人や他の動物種に当てはまるとは限らない。遺伝的背景、飼育環境、感染状態、ストレスが結果に影響するため、実験条件を丁寧に読む姿勢が欠かせない。森松先生の研究内容に基づいて、分子遺伝学の精密さと実験動物福祉への配慮を両立させたい。私は、生命を扱う責任を自覚し、研究と倫理の双方から獣医学に貢献したい。

字数: 980字

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