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北海道大学 理学部 生物科学科 相馬 雅代先生 ゼミ 志望理由書

議論の整理

私は、動物の社会行動や認知能力がどのように進化したのかを学びたい。鳥のさえずりや求愛行動を観察した時、単なる本能ではなく、相手との関係、発達段階、繁殖戦略が関わる複雑な行動だと感じた。ヒトを含む動物の知性を進化の文脈で考えるため、北海道大学理学部生物科学科で、相馬雅代先生の研究内容に基づき、行動生態学と比較認知科学を学びたい。

問題発見

私が問題だと考えるのは、社会行動を人間的な感情や直感だけで解釈すると、生物学的な仮説検証から離れてしまう点である。配偶相手の選択、兄弟間競争、親子関係、母性効果、求愛ディスプレイは、状況に応じた行動であると同時に、生活史や性淘汰の結果として理解する必要がある。高校では進化を自然選択として学んだが、社会行動や認知能力の進化を実証的に考える経験は限られていた。

論証

相馬先生は、行動生態学と比較認知科学を研究分野とし、動物の高次認知機能の進化を研究テーマとしている。公式プロフィールでは、家族関係、生活史、性的二型、性淘汰がキーワードとして確認できる。スズメ目カエデチョウ科の鳥種を対象に、歌行動、求愛ディスプレイ行動、母鳥の繁殖戦略、母性効果、兄弟間競争を個体発生と生活史の観点から考察する研究に惹かれる。

解決策or結論or結果

入学後は、進化生物学、行動生態学、比較認知科学、動物行動学、統計解析、観察法、実験計画を学びたい。卒業研究では、鳥類の歌行動や求愛行動、家族内の相互作用に関わるテーマに取り組み、行動を記述するだけでなく、どのような機能と進化的背景を持つのかを検証したい。将来は、動物の知性や社会性の進化を明らかにし、人間理解にもつながる比較生物学の研究者を目指す。

解決策or結論or結果の吟味

ただし、動物の社会行動を研究する際には、観察者の解釈が入り込みやすい。求愛や家族関係に関する行動を、人間の価値観で説明するのではなく、測定可能な行動指標、繁殖成功、発達過程、生活史の情報に基づいて検証する必要がある。飼育条件と野外条件の違いも考慮しなければならない。相馬先生の研究内容に基づき、進化の視点から行動を慎重に吟味する力を養いたい。

字数: 905字

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