■ 英語 第五段階 「学部・分野別対策」(6ヶ月目以降・1日2時間)
□ 過去問対策の一般的な方法
過去問対策の一般的な方法については、
1. とにかくカテゴライズ・パターン化すること!
→ 自由英作文なども求められている構成をしっかり定めた上で、パターン化する必要がある。また、発音問題などについても、それぞれ使われている発音テクニックに応じてカテゴライズする必要がある。正誤問題や整序問題についても解法の糸口ごとにカテゴライズする必要がある。また、長文問題では文章の背景知識を元にカテゴライズすると良い。
2. 苦手な部分は潰れるまでやること!
→ カテゴライズしたあとは、苦手分野を潰すまでやり切ること。また、苦手分野を対策するにはどのような参考書が必要かを細分化して考え、実行すること。他大学の過去問でも似たような傾向のものがあればやったほうが良い。
3. 読んだ文章については覚えること!
→ 余裕があれば、OCRなどでデーター化し、TTSなどで音声データー化し暗誦できるようにすると良い。過去問は入試に出た問題という意味で、最も効率の良い対策といえる。少なくとも出てきた単語・文法事項などはかならず習得すること。それだけではなく、どうしてその答えになったのか、逆にどうしてその答えにならなかったのかをしっかり書き込んでいく。慶應過去問については毎日学習会の独自テキストでそのあたりは加筆していく。
□ 経済学部
・ 和文英訳&自由英作文
Z会の英作文のトレーニング5冊について、1日見開き5ページ≒5題のペースで演習する。昨日と一昨日分については解き直した上で添削。その後過去問20年分を演習し、毎日学習会で書き直しも含め添削を受ける。
□ 法学部
・ 会話文読解
河合塾の「読解問題のストラテジー〜会話文問題編〜」を1日3題ずつ行う。昨日と一昨日分については全問解き直しをする他、なぜその選択肢が正解で、なぜその選択肢が不正解かをしっかり把握する。
・ 英英辞書
普段辞書を使う時から英英辞書にする他無い。こればかりは日々の習慣がモノを言う。また、英単語の意味をノートやプリントに日本語で書かないこと。英単語の意味は常に英語で理解する姿勢が大切である。(正確な理解のためにも。)
・ 正誤問題
正誤問題ばかりの500問程度の問題集を行うべきだ。解説については自分が馴染むもので構わないが、どういったテクニックを使って解くのかがカテゴライズされており、なおかつ理解できるレベルの物が良い。
・ 発音問題
関正生の「世界一分かりやすい英語発音の本」を読んだ上で、「英語発音パーフェクトマスター」を一通り習得し、その後過去問演習に取り組む。センター試験を始めとし、発音問題が出てくる大学の問題は一通りこなし、使うテクニック分野別に分けることでどのような問題もテクニックに落とし込み解けるようになる。
□ 文学部
・ 日本語説明問題
似たような大学入試問題を解くこと。解釈の難しさだけではなく、読解の難しさもあるため指示語の書き方や、抽象的な概念の扱い方に習熟すること。
・ 整序問題
整序問題が500問ほど掲載されている問題集を行うべき。選ぶ基準は正誤問題の際と同じ。
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