議論の整理
私の志望理由は、京都大学法学部・大学院法学研究科行政学・現代日本政治で、曽我謙悟先生の公式情報で確認できる行政学、現代日本政治、政策過程、行政組織、地方自治、公共政策を手がかりに、社会の問題を個人の努力や感想だけでなく、制度、組織、情報、地域差との関係から学びたいという点にある。政策が政治家や官僚の個人判断だけでなく、行政組織、制度、地方自治、実施過程によって形づくられることを分析する研究は、身近な疑問を大学で研究する問いへ深めるための軸になる。
問題発見
私の過去の経験として、学校で自治体の奨学金や学習支援制度を調べた際、制度は存在していても、申請方法を知らない生徒や、相談先につながれない家庭があることに気づいた。この経験から見つけた問題は、支援制度が届かない理由を利用者の情報不足だけで説明すると、国、自治体、学校、窓口の役割分担や実施過程の課題を見落としてしまうことである。高校までの学びでは、目の前の困りごとを本人の選択や意識に結びつけて理解しがちだった。しかし、その説明だけでは、選択を左右する制度や社会環境を見落とし、改善の方向も曖昧になる。
論証
行政学、現代日本政治、政策過程、行政組織、地方自治、公共政策を学ぶ意義は、社会で起きる差や失敗を印象論で終わらせず、根拠をもって説明できる点にある。政策が政治家や官僚の個人判断だけでなく、行政組織、制度、地方自治、実施過程によって形づくられることを分析する研究を考えるには、制度の成り立ち、当事者の行動、データ、歴史的背景、利害関係者の判断を照合し、どの条件が機会を広げ、どの条件が制約になるのかを分析する必要がある。私は経験から生まれた疑問を出発点に、資料を読み、仮説を立て、比較の軸を明確にして論じる力を身につけたい。
解決策or結論or結果
入学後に学びたいことは、行政学、現代日本政治、公共政策、政策実施過程、行政組織と地方自治の比較分析である。授業や演習では、理論と事例の関係を整理し、統計資料や制度資料を使って問いを検証する訓練を積みたい。卒業研究では、個人の選択に見える出来事が制度や社会環境によってどう形づくられるのかを問い、曽我謙悟先生の研究分野から、より公正で説明可能な仕組みを考察したい。私の将来像は、教育や福祉の支援制度が必要な人へ届く仕組みを行政過程から分析し、制度改善に関わる政策人材になることである。
解決策or結論or結果の吟味
もっとも、制度や構造を重視しすぎると、個々の実践者や当事者の工夫を単純化してしまう危険がある。だからこそ、数値や制度資料だけでなく、現場の記録や反対意見にも注意し、限られた事例から過度な一般化をしない姿勢を保ちたい。京都大学で広い教養と専門的な分析方法を学び、根拠に基づいて社会の仕組みを問い直し、他者に伝わる言葉で改善の方向を示せる力を磨きたい。
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