議論の整理
私は、文字資料に残る言語を、単なる古い記号としてではなく、失われた社会や文化を復元する手がかりとして学びたい。京都大学文学部人文学科を志望するのは、文献言語学の方法を身につけ、限られた資料から言語の構造と歴史を読み解く力を鍛えたいからである。大竹 昌巳先生については、京都大学文学研究科・文学部の公式ページで、文献言語学と契丹語を専門分野とすることが確認できる。
問題発見
古代文字に関する展示を見た時、読めない文字が単なる謎ではなく、交易、支配、宗教、民族の移動を知るための重要な資料であることに驚いた。現代に話者がいない、または資料が限られる言語は、音や文法を直接確かめにくい。そのため、表記の比較、既知の言語との関係、文脈の検討を積み重ねる必要がある。私は、その困難さにこそ文献言語学の価値があると感じた。
論証
文献言語学と契丹語を学ぶ意義は、資料の少なさを理由に過去を諦めるのではなく、文字、語形、碑文、周辺言語との比較から慎重に言語体系を復元できる点にある。契丹語の研究は、東アジア内陸の歴史や多言語接触を考える上でも重要である。大竹先生の専門分野に学べば、言語資料を歴史資料として扱い、細部の読みから大きな文化交流を考える力を養える。
解決策or結論or結果
入学後は、人文学の基礎、言語学、文献学、東洋史、文字資料の読解、比較言語学を学びたい。特に、契丹語のように資料が限られた言語について、文字体系や語形の分析が歴史理解にどう貢献するのかを研究したい。将来は、博物館、資料館、教育出版に関わり、古い文字資料を単なる珍しい遺物ではなく、人々の言葉と文化を伝える証拠として紹介したい。
解決策or結論or結果の吟味
もっとも、限られた資料から過去の言語を復元する際には、仮説を事実のように語らない慎重さが求められる。一方で、不確かさを恐れて分析を止めれば、資料の可能性を引き出せない。だからこそ、京都大学で文献読解と比較の方法を鍛え、大竹先生の専門分野を手がかりに、証拠の範囲を明確にしながら言語と歴史を結びつけて考えたい。小さな読みの違いを大切にしたい。周辺資料との照合も重視したい。
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