議論の整理
私が京都大学工学部地球工学科 土木工学コースを志望する理由は、社会基盤を機能だけでなく、自然環境、地域の生活、災害リスク、長期的な維持の関係から考えられる技術者になりたいからです。山口 敬太先生について公式情報で確認できる景観の保全、計画、デザイン、地域固有の風土や歴史的・文化的特質を生かした総合的な地域づくり、都市及び景観の成り立ちや形成メカニズムの解明、地域デザインの方法論は、土木工学の公共性を具体的な現場の判断へ結びつけるための重要な入口です。入学後は基礎科目を固め、歴史的な町並みや水辺を保存か開発かの二択で捉えず、地域固有の風土、生活、観光、防災を同時に考える地域デザインを学ぶことを学修の軸にします。
問題発見
古い商店街の空き店舗活用を調べた際、外観保存だけを重視すると使いにくくなり、利便性だけを優先すると町並みの連続性や地域の記憶が失われると感じました。この経験から見つけた問題は、景観の価値が数値化しにくいため、短期の事業効果や利用者数だけで判断され、地形、水系、生活文化、交通、観光の関係を読み解く視点が弱くなりやすいことです。高校までの学習では、現象の名称や代表的な対策を知ることはできても、どの条件を測定し、どの範囲を比較し、結果を設計や防災、地域計画にどう使えるのかまでは十分に考えられませんでした。そこで、現場で感じた疑問を研究可能な問いに変える学びが必要だと考えました。
論証
景観の保全、計画、デザイン、地域固有の風土や歴史的・文化的特質を生かした総合的な地域づくり、都市及び景観の成り立ちや形成メカニズムの解明、地域デザインの方法論を学ぶ意義は、社会基盤の課題を一つの原因や印象に単純化せず、外力、地形、情報、構造物、利用者、地域文化を分けて検討できる点にあります。水害、土砂災害、都市空間、景観計画のいずれも、時間変化、空間差、測定誤差、モデルの仮定、管理費用、合意形成が同時に関わります。単一の数値や見た目だけで判断すれば、原因の取り違えや過度な一般化が起こります。京都大学工学部地球工学科 土木工学コースで基礎と専門を往復し、山口 敬太先生の公開情報で確認できる分野に接続することで、自分の問題意識を根拠ある議論へ高められると考えています。
解決策or結論or結果
入学後は、都市計画、地域計画、景観工学、測量、資料読解、地図読解、現地観察、歴史資料、合意形成、長期的な維持を重点的に学びます。講義、演習、実験、調査では、対象範囲、観測量、解析手順、比較条件、評価の限界を記録し、安易な断定を避けます。将来は、歴史的町並みや水辺空間の再生に関わり、地域の文化を生活の中で継承できる都市計画を提案する技術者を目指します。そのために、確認できる専門分野を入口として力学、計画、情報、地域理解を積み上げ、研究で得た知見を設計、維持管理、防災、地域づくりの判断へ結びつける力を鍛えたいです。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由は、山口 敬太先生の公開情報で確認できる研究分野を出発点にしていますが、教員名を挙げるだけでは十分ではありません。自分の経験、入学後の学び、将来像が同じ方向を向いているかを、学修の過程で点検し続ける必要があります。また、社会基盤の課題は地域条件や利用者、外力の設定が変われば結論も変わるため、未確認の固有名詞や断定に頼らず、根拠と限界を明確にする姿勢が重要です。京都大学工学部地球工学科 土木工学コースでその土台を固め、社会に説明できる知識と判断力へ高めていきたいです。
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