議論の整理
私が京都大学工学部地球工学科 土木工学コースを志望する理由は、社会基盤を機能だけでなく、自然環境、地域の生活、災害リスク、長期的な維持の関係から考えられる技術者になりたいからです。川池 健司先生について公式情報で確認できる防災水工学、豪雨災害に対する浸水深・流速・浸水エリアなどの被害規模を予測する数値解析法、排水機場・排水路・水門・下水道などの対策による浸水被害軽減効果の評価は、土木工学の公共性を具体的な現場の判断へ結びつけるための重要な入口です。入学後は基礎科目を固め、豪雨時の浸水深、流速、浸水範囲を予測し、排水機場や水門、下水道など複数の対策が被害軽減にどれだけ効くかを評価することを学修の軸にします。
問題発見
都市部の内水氾濫で道路が短時間に冠水し、同じ雨でも排水能力や水門操作によって被害が変わることを知り、浸水を面的に予測する技術を学びたいと考えました。この経験から見つけた問題は、豪雨被害を降雨量だけで説明すると、地盤高、排水路、下水道、水門、流速、浸水深、対策施設の運用が被害規模を左右することを十分に理解できないことです。高校までの学習では、現象の名称や代表的な対策を知ることはできても、どの条件を測定し、どの範囲を比較し、結果を設計や防災、地域計画にどう使えるのかまでは十分に考えられませんでした。そこで、現場で感じた疑問を研究可能な問いに変える学びが必要だと考えました。
論証
防災水工学、豪雨災害に対する浸水深・流速・浸水エリアなどの被害規模を予測する数値解析法、排水機場・排水路・水門・下水道などの対策による浸水被害軽減効果の評価を学ぶ意義は、社会基盤の課題を一つの原因や印象に単純化せず、外力、地形、情報、構造物、利用者、地域文化を分けて検討できる点にあります。水害、土砂災害、都市空間、景観計画のいずれも、時間変化、空間差、測定誤差、モデルの仮定、管理費用、合意形成が同時に関わります。単一の数値や見た目だけで判断すれば、原因の取り違えや過度な一般化が起こります。京都大学工学部地球工学科 土木工学コースで基礎と専門を往復し、川池 健司先生の公開情報で確認できる分野に接続することで、自分の問題意識を根拠ある議論へ高められると考えています。
解決策or結論or結果
入学後は、水理学、都市水文学、氾濫解析、排水システム、数値解析、リスク評価、浸水予測、施設運用、被害軽減効果評価を重点的に学びます。講義、演習、実験、調査では、対象範囲、観測量、解析手順、比較条件、評価の限界を記録し、安易な断定を避けます。将来は、都市の浸水対策や流域治水計画に関わり、数値解析に基づいて対策効果を説明し、豪雨時の被害を減らす技術者を目指します。そのために、確認できる専門分野を入口として力学、計画、情報、地域理解を積み上げ、研究で得た知見を設計、維持管理、防災、地域づくりの判断へ結びつける力を鍛えたいです。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由は、川池 健司先生の公開情報で確認できる研究分野を出発点にしていますが、教員名を挙げるだけでは十分ではありません。自分の経験、入学後の学び、将来像が同じ方向を向いているかを、学修の過程で点検し続ける必要があります。また、社会基盤の課題は地域条件や利用者、外力の設定が変われば結論も変わるため、未確認の固有名詞や断定に頼らず、根拠と限界を明確にする姿勢が重要です。京都大学工学部地球工学科 土木工学コースでその土台を固め、社会に説明できる知識と判断力へ高めていきたいです。
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