議論の整理
私の志望理由は、一橋大学経済学部・大学院経済学研究科医療経済学・公共経済で、中村良太先生の公式情報で確認できる医療経済学、公共経済、労働経済、経済政策、健康に関わる経済分析を手がかりに、社会の問題を個人の努力や感想だけでなく、制度、組織、情報、地域差との関係から学びたいという点にある。医療や健康行動を、価格、情報、制度、地域資源、行動の選択という経済学の観点から分析する研究は、身近な疑問を大学で研究する問いへ深めるための軸になる。
問題発見
私の過去の経験として、地域の健康講座を手伝った時、予防医療の情報を知っている人と知らない人、通院できる人とできない人の差が、健康への意識だけでは説明できないと感じた。この経験から見つけた問題は、健康問題を個人の自己管理だけで捉えると、医療アクセス、価格、情報、地域資源、制度設計が健康格差に与える影響を見落とすことである。高校までの学びでは、目の前の困りごとを本人の選択や意識に結びつけて理解しがちだった。しかし、その説明だけでは、選択を左右する制度や社会環境を見落とし、改善の方向も曖昧になる。
論証
医療経済学、公共経済、労働経済、経済政策、健康に関わる経済分析を学ぶ意義は、社会で起きる差や失敗を印象論で終わらせず、根拠をもって説明できる点にある。医療や健康行動を、価格、情報、制度、地域資源、行動の選択という経済学の観点から分析する研究を考えるには、制度の成り立ち、当事者の行動、データ、歴史的背景、利害関係者の判断を照合し、どの条件が機会を広げ、どの条件が制約になるのかを分析する必要がある。私は経験から生まれた疑問を出発点に、資料を読み、仮説を立て、比較の軸を明確にして論じる力を身につけたい。
解決策or結論or結果
入学後に学びたいことは、医療経済学、公共経済、労働経済、経済政策、医療アクセスと健康行動の実証分析である。授業や演習では、理論と事例の関係を整理し、統計資料や制度資料を使って問いを検証する訓練を積みたい。卒業研究では、個人の選択に見える出来事が制度や社会環境によってどう形づくられるのかを問い、中村良太先生の研究分野から、より公正で説明可能な仕組みを考察したい。私の将来像は、医療と教育、地域支援を経済学でつなぎ、健康格差を縮小する政策評価に携わる研究者になることである。
解決策or結論or結果の吟味
もっとも、制度や構造を重視しすぎると、個々の実践者や当事者の工夫を単純化してしまう危険がある。だからこそ、数値や制度資料だけでなく、現場の記録や反対意見にも注意し、限られた事例から過度な一般化をしない姿勢を保ちたい。一橋大学で広い教養と専門的な分析方法を学び、根拠に基づいて社会の仕組みを問い直し、他者に伝わる言葉で改善の方向を示せる力を磨きたい。
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